
本記事では、ヤバ少女に登場するキャラクター「カガディ」のレアリティ、属性、職業、特性を踏まえた総合的な評価を解説します。
項目 | 内容 |
---|---|
レアリティ | SSR |
属性 | 風属性 |
職業 | サポーター |
特性 | 範囲バフ |
育成方針
カガディのレアリティはSSRです。ヤバ少女におけるレアリティは、強い順にGR、LR、UR、SSRとされており、SSRは比較的入手しやすいものの、性能面では上位レアリティに劣ります。
そのため、カガディをメインパーティーで長期間活躍させるのは難しいでしょう。無課金プレイヤーであれば、ゲーム序盤の戦力が整うまでの間、サブチームに一時的に編成し、将来的にはより強力なキャラクターの育成素材として活用するのが基本的な運用方針となります。
スキル解説
カガディのスキルは、味方への多様な支援効果に特化しており、サポーターとしての役割を明確に持っています。以下に各スキルの詳細を解説します(スキル効果は最大レベル時のものです)。
アクティブスキル:プチケーキ
- 発動ターン:1ターン
- クールタイム:2ターン
- 効果:ATK最高の味方3体のATKが25%上昇する上、【継続回復】を付与します。この効果は2ターン続きます。
- 【継続回復】:2ターンの間、ターン終了時にカガディのATK15%分のHPを回復します。
「プチケーキ」は、攻撃力の高い味方をピンポイントで強化するスキルです。ATK25%上昇はダメージアップに大きく貢献し、クールタイム2ターンに対して効果時間も2ターンのため、継続的にバフを維持しやすいのが特徴です。さらに、カガディ自身のATKを参照する継続回復効果も付与するため、アタッカーの継戦能力を高めます。
アクティブスキル:特製ケーキ
- 発動ターン:2ターン
- クールタイム:4ターン
- 効果:SPD最高の味方3体にSPDが120上昇し、魔法被ダメージ軽減が15%上昇します。この効果は2ターン続き、HP割合最低の味方2体にカガディATK96%分のHPを回復させます。
- ※提供情報では「廃法被ダメージ軽減」とありましたが、本記事では一般的なゲーム用語として「魔法被ダメージ軽減」と解釈して記載しています。
「特製ケーキ」は、複数の効果を併せ持つ強力なサポートスキルです。SPD(素早さ)の高い味方のSPDをさらに120も上昇させることで、行動順で優位に立ちやすくなります。魔法被ダメージ軽減15%は、特定の敵からの被ダメージを抑えるのに有効です。加えて、HPが最も減っている味方2体に対してカガディのATKに応じたHP回復を行うため、ピンチな状況からの立て直しにも貢献します。クールタイムは4ターンとやや長めですが、その分効果は多岐にわたります。
パッシブスキル:エルフ体質
- クールタイム:なし
- 効果:自身のHPが30%上昇し、ATKが15%上昇します。
「エルフ体質」は、カガディ自身のステータスを底上げするパッシブスキルです。HP30%上昇はサポーターとしての生存力を高め、場に長く留まることを助けます。ATK15%上昇は、「プチケーキ」の継続回復量や「特製ケーキ」の直接回復量を増加させるため、サポート性能の向上に直結します。
総合評価
カガディは、サポーターとして優秀なスキルセットを持っています。複数の味方に対して攻撃力、素早さ、魔法ダメージ軽減といった重要なバフを提供し、さらに継続回復と即時回復という2種類の回復手段も備えています。
長所:
- 多彩なバフ能力:ATK、SPD、魔法ダメージ軽減と、戦況を有利にするための多様なバフを味方に付与できます。
- 複数の回復手段:継続回復と即時回復を使い分け、味方のHPを効果的に管理できます。
- 自己強化によるサポート性能向上:パッシブスキルにより自身のATKが上昇するため、回復量が底上げされます。
短所:
- レアリティの限界:上位レアリティのサポーターと比較すると、基礎ステータスやバフ・回復の数値で劣る可能性があります。
- バフ対象の限定性:スキルによっては「ATK最高の味方」「SPD最高の味方」と対象が限定されるため、編成や状況によっては意図した味方にバフがかからない可能性もあります。
運用方法:
カガディは、特にゲーム序盤や手持ちのサポーターが少ない場合に、その価値を大いに発揮します。アタッカーの火力を底上げしつつ、パーティー全体の生存率を高めることができるため、安定した戦闘に貢献するでしょう。
ATKバフはアタッカーに、SPDバフは先手を取りたいキャラクターやアタッカーに、回復は状況に応じて使い分けることで、戦術の幅が広がります。
ただし、ゲームが進行し、LR以上の高レアリティサポーターを星10くらいまで育てられるようになったら、そちらの育成が優先されるでしょう。カガディも将来的には育成素材としての役割を担うことになります。